職場で受けるストレスのことを「職業性ストレス」といいます。職業性ストレスがどう生じるのかを系統的に説明した「職業性ストレスモデル」というものがあります。
職業性ストレスモデルで代表的なものに、JD-C(Job Demand-Control Model)モデル、NIOSHモデル(米国職業安全保健研究所(NIOSH)の提唱する職業性ストレスモデル ※1)、JD-Rモデル(Job Demands -Resource model仕事要求度-資源モデル ※2)があります。
JD-C(Job Demand-Control Model)モデル)は、
仕事の要求度(仕事量や責任など)と仕事のコントロール(裁量権)のバランス、特に仕事の要求度に見合うように仕事のコントロールを与えることが重要であるとされています。要求度が低くコントロールが高いと職業性ストレスが低く、要求度が高く、コントロールが低いと職業性ストレスが高い状況であると言えます。
※1 NIOSHモデル 参照
※2 仕事要求度-資源モデル 参照