研修
職場のワーク・エンゲイジメントとウェルビーイング向上には「従業員間のグッドコミュニケーション」がカギ
多くの企業では、メンタルヘルス不調の予防として仕事量や質の調整が重視され、ハラスメント予防についても法的観点から教育が行われています。
しかし、禁止事項を列挙するだけの教育では、「ハラスメントにならなければ何を言ってもいいのか?」や「これでは何も言えない」といった極端な考えに陥るリスクも生じます。
当社では、ラインケアやハラスメント教育の一環として「グッドコミュニケーション」を目指した心理教育に力を入れています。これは単にハラスメントを避けるための話し方や行動に留まらず、上司と部下、また同僚同士が相互に理解し合い、信頼関係を築くための円滑なコミュニケーションを育むことを目的としています。
こうした「グッドコミュニケーション」により、ハラスメントやメンタルヘルス不調の予防だけでなく、従業員同士のつながりが強化され、ワーク・エンゲイジメントの向上が期待されます。
従業員がただ問題を回避するのではなく、日々の業務を通してお互いにポジティブな影響を与え合うことができる環境が整えば、個々のいきいき度が高まり、生産性の向上にもつながります。
弊社がおすすめする「グッドコミュニケーション」の教育は「マイナスをゼロにする」ための手段ではなく、ポジティブメンタルヘルスの理論を背景とした「プラスを積み上げる」ための土台づくりを支援しています。
当社の「グッドコミュニケーション」教育のポイント
円滑なコミュニケーションや対話のために心理的安全性を高める。
課題の解決だけでなく、日常の小さな声のかけ方やサポートの仕方を習得し、チームの一体感とエンゲイジメントを高める。
ハラスメント予防の教育においても、禁止ではなく「何が望ましいか」を示すポジティブなメッセージを伝える。
これからの企業が目指すべきは、「禁止」ではなく「促進」によって、より豊かな職場環境と健やかな従業員の成長を支えることが肝要です。