2022年10月27日、世代別に考えるメンタルヘルス ~すべての年代でいきいき働く~』を開催いたしました。
今回のセミナーでは、相談室や人事ご担当者様から寄せられるメンタルヘルス、セルフケアのご相談から抜粋した、各世代で直面しがちなテーマについてお話させていただきました。
若手世代については入社後のストレスや女性のホルモンの影響について
30~40代では新型コロナ感染症の影響で発症率が高まっている男女それぞれの産後うつ病のリスクについて
中年期以降のリスクとして、加齢の変化と男女の更年期
をテーマに、各世代のメンタルリスクについてお話ししました。
当日アンケート
ご参加いただいたお客様からは
・各年代の抱える問題と支援のポイントを押さえて説明頂けたのでわかりやすかった
・ジェネレーションギャップがあることを前提に会社組織で働いていることを各自が認識することが大事だと改めて思いました。
・新入社員の研修やフォローに注力していましたが、中堅・管理職層にも同様にメンタルヘルスの研修・フォローが必要だと実感しました。
等のご意見をいただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
セミナーの一部をご紹介
当日使用した資料の一部をご紹介します。
講師からのコメント
相談をお受けしていると、不調に至る要因はみなそれぞれであることを実感いたします。
メンタルヘルス不調は発症も回復に至る過程も個別性があるとはいえ、やはりそれぞれの世代で抱えるストレスに目を向けることが大切です。ご自身の変化への早期段階での気づきは増悪を防げますし、ヘルスリテラシーを高めることで予防のチカラが高まることは様々な研究から分かっています。
今回は、世代の特徴のほんの一部をお伝えさせていただきました。企業の年齢分布や業務形態などで、こうした世代や性別に目を向けたきめ細かな教育、啓蒙もぜひ従業員様のメンタルヘルス向上のためにお役立ていただければ幸いです。
今後も、現場の皆さまにお役立ていただけるセミナーを実施して参ります。